子供用ランドセル

【連載コラム】 “会話のネタとしての外国語” 高橋正臣

第1回 みんなで楽しく、多言語の世界へ

 

今、どんな事にワクワクしていますか?
最近、ドキドキしたのはいつですか?
 

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 4月、初めてのランドセルを背負って、広い世界へと一歩踏み出す!そのときのお子さんの顔はきっと輝いていることでしょう。その後、学年が変わり、クラス替えがあり、先輩になる。新しい出会い、新しい環境と遭遇する時、ワクワクとドキドキの気持ちが胸の中から沸き起こります。ワクワクとドキドキ…この気持ちはいつになっても変わらないものです。

 

このコラムでは、新しい外国語の位置付けを考えながら、ワクワクできる外国語との付き合い方を紹介していきます。外国語を外国語としてみるのではなく、会話のネタとしてみていきます。この視点は、人見知りであった私は特には有効に作用しました。

 

簡単に私自身の経験から、ご説明しましょう。

その昔、海外からの観光客が道を迷っている場面に遭遇し、道案内をして、目的地まで連れて行ってあげた時のこと。歩きながら、【どこから来たの?】【日本はどう?】という通り一辺倒の事を聞いた後、その場が沈黙してしまい、気まずい雰囲気になりました。

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みなさんだったらどうしますか?

 私は、沈黙には耐えられないけど、何を話していいのか分からない…という場面を乗り切るために、相手の国の言葉を教えてもらいました。簡単な挨拶から始まり、趣味の良い方や相槌など。ほんの20分ほどの時間でしたが、楽しい会話だったことを覚えています。その後、相手の国にも興味を持つようになり、家に帰ってから相手の国について調べてたりもするようになりました。

これが私の考え方の原体験です。

その経験から、このコラムでは第二外国語として外国語を学ぶというのではなく、また多言語を話せるマルチリンガルを目指すのではなく、簡単な雑談をする時の「会話のネタ」として、言い換えれば「遊び」として外国語に触れていく方法について書いていきたいと思います。キーワードは【相手の国の言葉】、そのものです。

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 今後、日本国内においても日本人以外の人と会話する機会は増えていくはずです。そして、多くは英語または日本語で会話されるはず。私のようにの、気まずくなる場面もあるでしょう。ただ、そこに【相手の国の言葉】そのもの、という視点を入ることで、コミュニケーションが円滑になり、会話が弾むようになるはずです。

必要なことだけを話そうとする日本人にはユーモアが足りないと言われてしまうことが多いですが、【相手の国の言葉】という視点をもつことで、自然と会話に「遊び」が生まれます。

次回以降の連載をご期待ください。


 

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高橋正臣(タカハシマサオミ)

専門学校専任講師

外国語会話イベント“CafeCha”主催および外国語道案内イベント“Piece of Cake”主催

“CafeCha”は「誰でも2時間で会話のコツが掴める」をコンセプトに、2010年より平均週に2回以上開催。延べ参加数は8000人以上。過去の開催場所は、都内主要駅ほか、名古屋、大阪、台北、ソウル、上海、広州、香港。

“Piece of Cake”は「大丈夫!?からはじめる道案内」をコンセプトに、2014年11月より活動開始。駅の改札付近で道に迷ってる人がいたら、それに気づいた人が自然と声をかけていける環境を作っていくために活動中。