子供用ランドセル

“ファッションの可能性” 村松 規康

【最終更新】2017/05/18

第1回 ADHD世にはばかる。

ADHD世にははばかる。

僕の知る経営者の多くはそれです。

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ADHDとは注意欠陥多動障害のことではばかるとは幅をきかせるという意味です。

つまり、“憎まれっ子世にはばかる”。

現代的に解釈すると “注意欠陥多動障害はばをきかせる”。

となります。

元気×元気 = 超元気 なのだと良いと思います。

 

僕を含め、二人の子どもが ADHD の為、妻には心から感謝をしております。これは本心です。と言うのも、都会で超元気な子供たちを育てることはとても大変な事です。校長室へお詫びも何度か行きました。確か長男が小学校に入る前、東京と沖縄の大自然の中で生活を考えていました。黒島と呼ばれるのどかな牛の島で人口は約210人、牛の数は2800頭ほどと圧倒的に黒毛和牛が多い黒島への移住です。現地に行き、自転車を借り島探検、小さな小学校の校庭には山羊もいました。そのころの僕は仕事で世界中を飛び回っていたので、家族の意向は パパは月一で沖縄に来る。

どうせ東京の家にも普段いないのだから・・という発想でした。

色々と考えたのですが、やはり家族は一緒に暮らすべきだろうと考え、沖縄移住計画はなくなりました。

 

ADHDと聞いて、はい。分かります !

となると話は簡単なのですが、どうしても極東島国日本では変わり者は理解しにくいので偏見を持たれがちです。生活環境の中で多様な言語や文化、多様な価値観が少ない日本社会で仕方ないことかも知れませんが、これからの未来を創造する子供たちには柔らかい頭が必要だと思うのです。そして、主体性でしょうか・・

 

僕の本業はファッションですが、とても多様性に応えたそれです。

ファッションは行き着くところ心理学で色々なこころを知ることがとても大切です。

そして、創造力が源なのでここを鍛える必要があります。

創造力とは知識の組み替えのことですが、何事も基礎が大切な様に正統派を学び自分なりのカスタムが大きな価値創造に繋がると考えています。

まぁ、偉そうなことを書きましたが、理論理屈だけではあまり意味がなく 感性の方がそれ以上に大切だと最近は考えています。

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日本は工業大国ですが、そこに感性が融合することで高付加価値が生まれると確信しています。感性の感度に生まれ持ったものはありますが、日々の生活の中で意識をすることで研ぎすまされます。

そして、多様な文化を体感することで豊かなこころは育つと思います。最近、服育や食育という言葉を耳にする様になりました。

とても素晴らしいことだと思います。特に食は大切です。

味覚が鈍感な日本人では世界で勝負できないと思うからです。

食もファッションの時代に入りました。

賛否両論はあるでしょうが、1000円のコーヒーはファッションでしょう。

これから 高級抹茶×ファッション が流行ります。

これは、自然の流れで健康美容志向が強まる中で和食は時代に愛されています。つまり、和文化×ファッションが高付加価値を生み新たな流れをつくります。パリで仕事をしていると日本とフランスは文化を通じてとても引かれ合っていることを感じます。

 

そのパリでも子供から大人まで多くのADHDを見かけます。

ADHDは人の話を聴くことがあまり得意ではありません。

ちなみに、僕が人の話を聴かないことに気づいたのは20代後半でした。しかし、同時に人の話を聴きすぎると独自性が失われ、ユニークな創造性を失うことも理解しました。

都会と田舎の生活、旅をするように仕事をする。

そのような視点を持つことで何か新たなものがみえてくるかも知れませんね。


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村松規康

hide kashga 1896    Global marketing director

SUKUMO CEO

元ユナイテッドアローズ メンズバイヤー。

フランス、イタリアにてブランドプロデュースを数多く手がけた経験を活かし、日本の最先端工業マテリアルや伝統技術をファッションと融合させ日本発信の新たなスモールラグジュアリーブランドを発信している。