子供用ランドセル

冷蔵庫を使わない手作りアイスに挑戦しよう(VONDSランドセルコラム)

10アイス完成冷蔵庫を使わない手作りアイスに挑戦しよう(VONDSランドセルコラム)

夏といえばアイスが食べたくなる季節。アイスクリームは手作りするのが意外と簡単なデザートです。それも冷蔵庫・冷凍庫を使わずに、10分で作ることができます。この夏はお子さんと一緒に、手作りアイスに挑戦されてみてはいかがでしょうか。理科の自由研究にもぴったりですよ。

今回ご紹介するのは、冷凍庫を一切使わないアイス作りです。使用するのは「塩」と「氷」だけ。氷に塩をかけると、融解熱の原理で氷の温度がマイナス10度近くにまで下がります。氷と塩の力で急速に冷やすことにより、冷凍庫よりも早く美味しくアイスを作ることができるのです。

準備する材料・道具

1準備物

アイス作りにあたって準備する材料は

・牛乳 100ml

・生クリーム 100ml

・砂糖 30g

・氷 1kg(アイス冷凍用)

・食塩 330g(アイス冷凍用)

・計量カップ

・ジップロック(フリーザーバッグ)MサイズとLサイズ

・ハンドタオル

の8点です。今回は卵(卵黄)を使わないタイプの、素朴な味わいのアイスクリームをご紹介します。もし卵黄を入れる場合は(牛乳200ml、生クリーム100ml、卵黄1個、砂糖30g)とするのが一般的です。卵はなくても美味しくできます。

この分量で、おおよそ3人分のアイスが出来上がります。家族で食べるにはちょうどよい分量です。手作りアイスでは、アルミ缶や茶筒を使った作り方が定番ですが、準備や後片付けの手間を考えると「ジップロック」を使うのが非常に便利です。

以下ではジップロックを使ったアイスクリーム作りの手順をひとつずつ解説していきます。

アイスの材料をジップロックに入れる

2牛乳とクリーム

まず、アイスの材料である牛乳100mlと生クリーム100mlを計量カップで測って混ぜ入れます。生クリームは開封済みのものは、あまり日持ちしません。できればアイス作りで使い切ってしまいましょう。200mlパックの生クリームであれば、ジップロック2袋分のアイスが出来上がります。

 3砂糖

砂糖は30g用意します。目安として大さじ3杯くらいです。上白糖でもグラニュー糖でも、どちらでも構いません。上白糖の方がアイスのコクは出やすいのですが、グラニュー糖もさっぱりとした味わいでなかなか良いです。分量もお好みでどうぞ。

 4アイス混ぜる

牛乳・生クリーム・砂糖をジップロック(Mサイズ)へ入れ、なるべく袋の中の空気を抜く感じでチャックをぴったり閉めます。袋を手で揉むようにして、アイスの材料をよく混ぜます。

なんとこれで、アイスの下準備はすべて完了です。泡立て器やハンドミキサーを使わなくても、ちゃんとクリーミーなアイスに仕上がりますので、ご安心ください。

氷と塩でアイスを急速冷凍する

5氷塩さて、あとはアイスを冷やすだけです。冷やすために用意するのが氷と塩。目安として、氷1kgに対して食塩330gが効率的に冷凍させるのに調度良い分量です。

だいたいの目分量で構いません。ジップロック(Lサイズ)のなかにまんべんなく氷を入れ、氷と塩が3:1となるように、塩を惜しみなく振りかけましょう。

6冷凍 

氷と塩のジップロック(Lサイズ)の中に、アイス材料のジップロック(Mサイズ)を入れて、なかの袋が氷で完全に覆われるようにします。

写真をご覧になれば分かりますとおり、塩を振りかけられた氷は急速な早さで溶けていきます。それもそのはず。「塩」こと塩化ナトリウムは、路面凍結を防ぐための「凍結防止剤」の主成分です。

雪も氷も、塩を振りまけばすぐさま溶け出してしまいます。そして溶け出す際に、氷が周りの熱を奪って温度を下げるのです。氷に触れた面のアイスは、氷点下にまで冷たくなります。塩と氷を混ぜることで氷の温度が下がり、溶けやすくなる現象を「凝固点降下」といいます。

ドライアイスほどではありませんが、ずっと触れていると凍傷になる危険性があります。氷の袋を持つときには、軍手や手袋を着用するか、あるいはタオルを包んでください。

7タオル 

写真のようにハンドタオルで包んで持つと安心です。アイス全体がしっかりと固まるように、タオルの上から袋を揉んだり、シャカシャカと振ったりして10分ほど待ちましょう。

手作りアイスを食べてみよう

8アイス袋

氷の中からアイスの袋を取り出してみると、液状だったものがクリーム状に固まっているのが分かります。この外観のままだとマヨネーズのようで(本当にアイスができているのかな?)と不安になりますね。袋を開けて確認してみましょう。

 9アイス中身

ジップロックを開けて見ると、ちゃんとバニラアイスになっていてホッとしました。ここでもし固まっていないようでしたら、再び氷と塩を追加して、氷袋のなかで冷やしてみてください。氷袋が思ったように冷たくならない場合は、投入する塩の分量が少ないケースが多いです。塩は気持ち多めに入れた方が冷えやすいです。

 10アイス完成

スプーンでお皿に盛り付ければ完成です。材料に牛乳・生クリーム・砂糖しか使っていませんが、とても美味しいです。レストラン顔負けの上質で素朴な味わいのアイスクリームに仕上がります。手作りならではの甘さと風味です。

氷と塩で作ったこのアイス、ひとつだけ欠点があって、溶けるのが非常に早いです。写真を撮ろうとカメラのピントを合わせているあいだに、みるみると溶けていきます。お皿に移したらすぐに食べてしまいましょう。

なお、アイスが余った場合はジップロックの封を閉じてそのまま冷凍庫に入れれば冷凍保存ができます。冷凍庫に長時間アイスを入れると、固まりすぎて氷のようにカチコチになってしまいます。その場合は袋の上から水道水をかけ流して、流水解凍をおこなうと良いです。

手作りアイスの場合は、冷凍保存であってもなるべく1週間以内に食べ切ってしまった方が無難です。冷凍保存をするとクリーム状のアイスがシャーベット状になってしまいますので、食感がやや劣ります。アイスクリームは作りたてが一番美味しいです。

基本を押さえたらあとはアレンジあるのみ!

今回ご紹介したアイスクリームのレシピは、もっとも基本的でシンプルなものです。アイスクリームの基本の作り方が分かれば、あとはアレンジあるのみ。卵黄を入れても良し、ハチミツを入れても良し、フルーツやチョコチップを入れても美味しく出来上がります。本格的にバニラエッセンスやバニラビーンズを使ってもOKです。

塩と氷で冷やして作るアイスクリームは、食べて美味しく、理科の勉強にもなります。この夏はぜひ、親子でアイス作りを楽しんでみましょう。