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親子でできる折り紙工作 7種類の七夕飾りを作ろう!

親子でできる折り紙工作 7種類の七夕飾りを作ろう!

 

7月7日は七夕(たなばた)の日です。織姫様と彦星様が一年に一度、天の川で出会う日です。古代中国から伝わる伝説ですが、願い事を書いた短冊を笹竹に吊して星に祈りを捧げる風習が、今でも受け継がれています。

 

 

ところで「七夕飾り」には短冊を含め、計7種類のかざりがあるのをご存知でしょうか。

 

この記事では、7種類ある七夕飾りのそれぞれの意味と、折り紙を使ってそれらを作る方法についてご紹介いたします。

 

ぜひ親子で七夕飾りの工作に挑戦してみて、今年はすてきな飾り付けとともに七夕の日を楽しみましょう。

 

七夕飾りその1 五色の短冊

 

短冊は古くから、青・赤・黄・白・黒の5色の紙が使われました。これは中国の陰陽五行説(木・火・土・金・水)に由来しています。

 

元々は「書道が上達しますように」という願いを籠めて、芋の葉の朝露で墨をすり、その墨で詩歌をしたため笹の葉に吊したそうです。

 

こんにちでは、色とりどりの折り紙にマジックや鉛筆で願い事と名前を書いて、笹に吊すのが一般的です。

 

 

写真のように、短冊は折り紙を縦3分の1に切って、パンチで開けた穴に糸や輪ゴムを通せばできあがります。願い事が思いつかないときは、昔の習わしのように短歌や俳句を短冊に書くのも風流で素敵です。

 

 

七夕飾りその2 折り鶴

 

今ではあまり見かけないかもしれませんが、折り鶴も七夕飾りのひとつとして知られています。宮城県の仙台七夕まつりでは、たくさんの千羽鶴が吹流しとして飾られているのを見ることができます。

 

「鶴は千年亀は万年」と言いますように、鶴は長寿の象徴であり、また現代は平和への願いでもあります。

 

無病息災や長生き、あるいは世界平和を願って、七夕では鶴を飾り付けます。

 

 

折り鶴を折る手順は写真のとおりですが、作業工程が多く慣れるまではなかなか大変です。

 

折り方の詳細については、Wikipediaにも図解が載っています。ぜひ参考にしてみてください。

 

・Wikipedia:折り鶴( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%98%E9%B6%B4

 

 

七夕飾りその3 紙衣

 

紙衣(かみごろも)は、裁縫が上達することを願うために吊す七夕飾りです。また、紙衣を身代わり人形とすることで、病気や事故を避けられるようにといった願いも籠められています。

 

折り紙で紙衣を折るのは子どもには少し難しいので、ここではより簡単に作れて紙衣としても飾れる「やっこさん」の折り方をご紹介します。

 

 

1.正方形の対角線上に折り目を付けて、四つのカドを中心に向かって折っていきます。

2.裏返してもう一度、カドを中心に向かって折ります。

3.さらに裏返してもう一度、カドを中心に向かって折ります。

4.また裏返して、3つのカドの内側を指で広げて、長方形になるようにつぶしながら折ります。

 

完成したら頭の部分に、ペンで顔を描き込んであげるとより可愛らしくなります。

 

 

七夕飾りその4 吹き流し

 

吹き流しは、織姫様の織り糸をあらわす七夕飾りで、機織りの上達や長生きを願います。

 

 

吹き流しにはさまざまな形状のものがありますが、写真のように折り紙を細く切って輪っかにし、鎖状に長くしていくのがカラフルで見栄えが良いです。

 

輪の継ぎ目の部分はセロハンテープで留めています。

 

七夕飾りだけでなく、クリスマスや誕生日パーティーの飾り付けにもおすすめです。

 

 

七夕飾りその5 投網

 

投網(とあみ)は、魚を捕る網をモチーフにした飾り付けで、豊漁祈願を意味します。また「たくさんの幸せが集まってきますように」という願いも網飾りには籠められます。

 

折り紙での投網の折り方は次のとおりです。

 

 

1.折り紙を三角に折ります。

2.もう一度三角に折ります。

3.さらにもう一度三角に折ります。

4.直角の辺から、等間隔にハサミで切れ込みを入れます。

5.反対側の斜辺から、先ほど入れた切れ込みの間と間に、同じく等間隔に切れ込みを入れていきます。

6.折り紙を開いたら、投網の完成です。

 

 

七夕飾りその6 くずかご

 

くずかごを飾り物にするってどういうこと?と思われるかもしれませんが、ちゃんと意味があります。

 

七夕飾りを作ったときに、折り紙の切れ端や、余った紙ゴミが出てくると思います。それらをすぐ捨ててしまうのではなく、くずかごに入れて飾り物にするのです。

 

 

物を粗末にせず大切に扱おう、という倹約と感謝の気持ちがくずかごには籠められています。これも笹竹に吊して飾ります。

 

なお、くずかごは先ほど作った「投網」の四隅を糸や紐で閉じればできあがります。網のなかには、余った紙ゴミを丸めて入れておきましょう。

 

 

見出し:七夕飾りその7 巾着

 

巾着(きんちゃく)は、昔は財布として使われました。巾着を飾ることで、商売繁盛や金運成就を願います。また、節約や貯蓄を誓う意味も持ちます。

 

折り紙での巾着の折り方は次のとおりです。

 

 

1.折り紙を四つ折りにします。

2.開けて長方形にし、中心につけた折り目に向かって両端を折ります。

3.折ったところを指で開いてつぶし、家のような形にします。

4.裏側に折り込みます。

5.白い部分を折り込んで財布の形にしたら完成です。

 

出来上がった巾着の中には、ちゃんと小さな小物を入れることができます。五円玉などを入れて笹竹に吊し、お祈りするのも御利益がありそうですね。

 

 

まとめ 七夕は飾り付けや工作で楽しもう!

 

以上、ここでは7つの七夕飾りの折り紙工作についてご紹介しました。じつはこの他にも七夕飾りとしては「星」や「提灯」がポピュラーで、これらも折り紙で作ることができます。

 

折り紙工作は幼児の知育学習としても役立ちますし、指先を器用に動かす良い練習にもなります。伝統的な七夕飾りにこだわらず、折り紙で動物や植物など好きなものを作って、笹の葉に飾ってみても良いでしょう。

 

七夕飾りそのものは江戸時代から普及したそうですが、その文化が今でも受け継がれ、私たちの生活に根付いているのは素晴らしいことです。

 

今年の夏は、ぜひ家族で折り紙にチャレンジして、楽しい七夕の日をお過ごしください。

 

 

・参考文献

 

『1ねんきせつの こうさくあそび』(まるばやし さわこ・著/ポプラ社)

『年中行事コツのコツ 3―大図解 春から夏のしきたり』(遠藤 サホ・著/リブリオ出版)

『夏のしきたり (伝統行事がわかる図鑑)』(新谷尚紀・著/ポプラ社)

 

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【最終更新日】