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【親子クッキング】初めてでも失敗しないパン作りのポイント

【親子クッキング】初めてでも失敗しないパン作りのポイント

 

子どもと一緒にパン作りができたら素敵ですよね。今も昔も「アンパンマン」は子どもに大人気のアニメです。パン工場で生き生きとパン作りに励むジャムおじさんを見て、楽しそうだなと感じられた方はきっと多いことでしょう。

 

しかし一方で、パン作りには手間と時間がかかり、初めて挑戦するにはハードルが高いのも事実です。筆者も実際に試してみて、躓きやすいポイントが多々あることを実感しました。

 

そこで今回は、初めてでも失敗せずにパン作りをするための方法についてご紹介いたします。記事中で取り上げるポイントに注意すれば、パン作りは思いのほか簡単です。ぜひ親子でパン作りにチャレンジしてみてください。

 

準備する材料

 

 

パンを作るために必要な材料は次のとおりです。

 

・強力小麦粉

・ドライイースト

・塩、砂糖

 

最低限、上記3つの材料さえ用意できれば、ひとまずパンを作ることは可能です。発酵させないパンであればドライイーストの代わりに「ベーキングパウダー」や「ホットケーキミックス」を使う方法もあります。この場合、食感はパンというよりケーキに近くなります。

 

他にレシピによってお好みで、

・卵

・牛乳、スキムミルク

・ココアパウダー

・バター、マーガリン、ショートニング

・片栗粉、薄力粉

・サラダ油、オリーブオイル、ココナッツオイル

などを使用します。

 

難しそうに思えるかもしれませんが、パンは多少材料やレシピを間違えて生地作りに失敗したとしても、焼きさえすればそれなりに美味しく食べることができます。

 

なのであまり神経質にならず、気楽に作り始めてみるのが挫折しないコツです。

 

 

手順1 生地つくりのポイントと注意点

 

 

強力粉300gに対してドライイースト小さじ2杯を目安に、ボールに入れて軽く混ぜます。

 

次に水190ml、砂糖大さじ3、スキムミルク大さじ1を入れて混ぜ合わせます。そして生地をこねはじめる少し前に食塩小さじ1程度を入れます。

 

およそ20分、生地が耳たぶほどの柔らかさになるまで、揉むようにこねていきます。こね方については動画サイトの料理紹介等を参考にすると分かりやすいかと思います。

 

 

水の温度について

 

 

生地作りでのポイントは3つあります。ひとつは、水の温度です。

 

パンをふっくらと仕上げるためには、生地温度が28度になるのが理想的だとされます。本格的なパン作りをされる方は、温度計で水温を計測し、計算式に基づいて生地温度を緻密にコントロールします。

 

ですが初めてでそこまでやるのは至難の業ですので、ここはアバウトに「冬場はぬるま湯を使う」ということだけ頭に入れておくと良いでしょう。(夏場は冷水で大丈夫です)

 

 

塩について

 

ふたつめに、塩を入れるタイミングです。一般的に生地つくりでは、塩とドライイーストとを離して入れて混ぜ合わせる。もしくは塩とドライイーストの投入タイミングをずらす、といったことが行われます。

 

塩とイーストとが一緒になってしまうと、イーストの発酵させる力が弱まってしまうので、これを防ぐための工夫です。他の材料を混ぜ合わせて少し時間が経ったタイミングで塩を入れるとちょうど良くなります。

 

 

生地のべたつきについて

 

みっつめは、水分量です。初めてで失敗しやすい事例で、水を多く入れすぎてしまって生地がべたついてしまい、パンをこねるどころではなくなってしまうことがよくあります。

 

室温や水温等によってもべたつき加減が変わってくるため「レシピ通りの分量でやったのにうまくいかない」というケースは珍しくありません。

 

対処法として、最初はレシピよりも少ない水分量で試してみて、足りないようであれば少しずつ水を足していくようにすると、調整しやすいです。

 

生地がベタベタにくっついてしまってもうどうしようもない、という場合は最後の策として「片栗粉」を使います。片栗粉を投入すると、べたつきは大幅に軽減され、こねやすくなります。

 

片栗粉を入れると、もちもちとした食感に変わってしまうのですが、パンとしてはふつうに美味しく食べられます。

 

生地つくりについて、最後にお伝えしたいことがひとつ。ここで3つのポイントと注意点をご紹介しましたが、仮にこのすべてを間違えてしまったとしても、ちゃんとパンは焼き上がります。もちろん食べられますし、味も美味しいです。

 

パン作りは「パン屋さんのように本格的に美味しいパンを作ること」が難しいのであって、パンを作ることそのものは決して難しくはありません。レシピを間違えても大丈夫です。

 

なので最初はあまり気負わずに、とにかく気軽に挑戦してみるのをおすすめします。また、難しい生地作りについてはホームベーカリーにお任せするというのも選択肢としては良いかと思います。

 

 

手順2 発酵のポイントと注意点

 

 

パン作りでは(ケーキ・クッキー作りとは異なり)生地を発酵させる工程が必要となります。

 

具体的に「1次発酵」→「分割・丸め」→「ベンチタイム」→「成形」→「最終発酵」の工程を経て、最後にようやく焼きの作業に入れます。

 

これだけで2時間近くかかりますし、面倒そうに感じられるかもしれません。ただ、発酵は「待ち」がほとんどで、作業自体は多くありません。それに、生地が2倍、4倍と膨らんでゆくのを観察するのは、とても面白いものです。

 

 

1次発酵

 

生地がくっつかないようにボールに薄くサラダ油を塗って、丸めた生地を乗せて、ラップをして1時間ほど発酵させます。室温は30℃くらいの暖かさがベストです。

 

寒い部屋だとなかなか発酵が進まないため、その場合は炊飯器やオーブン等の発酵機能を活用します。

 

 

写真の生地には、ココアパウダーを混ぜ込んでいます。表面に片栗粉をまぶしているため、サラダ油を塗らずに直接お皿に入れて、ラップをして寝かしています。

 

 

分割・丸め、ベンチタイム、成形

 

1次発酵を終えると生地が倍程度に膨らみますので、ここで食べやすい大きさに生地を分割して丸めます。(ただし最終発酵の段階で、生地がさらに2倍に膨らみます)

 

分割には包丁か、スケッパーと呼ばれる製パン用器具を使います。パン生地は思いのほかデリケートなため、このときに手でちぎってしまうと生地が潰れてしまい、ふくらみが弱くなってしまいます。

 

ただ、手でちぎったからダメというわけではありませんし、時短をするのであればこの段階で(分割・成形をせずに)炊飯器に入れてパンを焼き上げてしまうこともやろうと思えば可能です。

 

分割と丸めが終わったら、またラップをして10分程度寝かせます。(ベンチタイム)

 

 

最後に、好きな形にパンを成形すれば完成です。

 

 

最終発酵

 

成形の終わったパンをさらに40分ほど置いて発酵させます。この最終発酵で、生地がさらに大きく膨らみます。

 

暖かい季節であればラップをかけて常温で置いておけばOKです。オーブンや炊飯器の発酵機能を使っても良いでしょう。

 

ある程度の湿気のある場所の方が望ましいです。しかし(無理に湿度を作ろうとして)例えば炊飯器に少量の水を入れて発酵させる、といった方法はおすすめできません。実際に試してみたところ、生地が余計な水を吸ってベタベタになってしまいました。

 

 

焼き上げたらパンの完成!

 

生地が完成したらあとは焼くだけです。

 

190℃のオーブンで10分程度焼くか、もしくは炊飯器の「焼き」機能で40分ほど焼きます。

 

溶き卵をパンの表面に塗って焼くと、ロールパンのようなツヤが出ます。もちろん塗らずに焼いても大丈夫です。

 

 

焼き終えると、写真のような感じでパンが出来上がります。(ここでは炊飯器で焼いています)

 

バターやジャム、ハチミツなどを塗って食べると、美味しくいただけます。今回は片栗粉を生地に混ぜたため、もちもちとした面白い食感のパンが出来上がりました。

 

 

アレンジとして、生地作りで水の代わりに「卵と牛乳」を使うと、写真のような黄色いパンが出来上がります。

 

炊飯器の底にサラダ油を塗って焼き上げたため、パンの底がメロンパンのようにカリッとした食感に仕上がりました。

 

以上、この記事ではパン作りのポイントについてご紹介いたしました。お子さんの朝ごはんやおやつに、手作りのパンがある食卓は素敵ですし、創意工夫してレシピをアレンジするのも楽しいものです。

 

生地をこねたり叩いたり、成形したり、ふくらむのを観察したり。パン作りは子どもからすると非日常の体験で、とても面白いものだと思います。

 

夏休みの自由研究のテーマにもおすすめです。時間のある休日は、親子でパン作りにチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

【公開日】2017/07/19

【最終更新日】2017/07/19