子供用ランドセル

幼児期からおすすめの「体を動かす」3つの習い事

幼児期からおすすめの「体を動かす」3つの習い事

 

「子どもの習い事は何歳ぐらいから始めたら良いのだろう」とお悩みの親御さんは多いことと思います。

 

Benesse教育研究開発センターが2009年に実施した調査によりますと、運動系の習い事は5歳児から始めるケースが多いそうです。5歳児の約半数(49.3%)が、習い事等でスポーツ活動をしています。(※1)

 

習い事を始めるのであれば「子どもが幼稚園の年長組に上がった頃」あたりがひとつの目安とはなるでしょう。一方で、生後6ヶ月から習い始めることのできる「ベビースイミング」も最近では人気があります。

 

この記事では、幼児期から始めるのにおすすめの「体を動かす習い事」を3つご紹介いたします。

 

生後6ヶ月から始められる「スイミング」

 

 

子どもの習い事として、昔から根強い人気を誇るのがスイミングです。リクルートライフスタイル(ケイコとマナブ.net)が毎年調査している『子どもの習い事ランキング』でも、スイミングが例年人気No.1を獲得しています。

 

早期から子どもをスイミングに通わせるメリットは、さまざまあります。「水泳でバランス良く体を鍛えられること」はそのなかでも最も大きいメリットです。

 

水泳は、全身を動かすスポーツです。腕や太腿などの筋肉をバランス良くつけていくことができます。また、水泳は有酸素運動でもありますから、心肺機能の強化や基礎代謝量向上の効果も期待できます。

 

小さいお子さんでは「泳ぐ」段階までいかないかもしれませんが、水のなかで歩いたり遊んだりしているだけでも、身体を鍛えるには十分な意義があります。水中では常に水圧がかかり、それが身体にとって良い負荷となるからです。

 

スイミング教室は、なんと生後6ヶ月の赤ちゃんから始めることができます。親子で参加する「ベビースイミング」は、赤ちゃんとの良いスキンシップの機会になるとして注目を集めています。

 

ベビースイミング発祥の地はアメリカです。アメリカでは庭にプールを持つ家庭が多く、子どもが水遊びをする機会もたくさんあるわけですが、悲しいことに乳幼児(1~4歳)の事故死の約30%が溺死(とくに家庭用プールでの事故)によるものです。

 

アメリカでベビースイミングが広まった背景には「(親子ともに)水への接し方・泳ぎ方を学ぶことで、水難事故のリスクを減らしていこう」とする考え方があります。

 

また、幼児期からスイミングを始める隠れたメリットとしては「子どもがお風呂やシャワーを嫌がらなくなる」というものがあります。

 

髪を洗うのを嫌がる子どもに、困り果ててしまった経験のある親御さんも多いことと思います。早期からスイミングを習っている子どもは(水に慣れているため)お風呂やシャワーを嫌がらない傾向にあります。

 

小学校へ入学してからも、スイミング経験のある子どもは、水泳が得意科目となるケースが多いです。水泳は運動神経よりも「慣れ」で上達するところが大きく、練習すればどんどん伸びます。

 

総合的に体力づくりができる幼児期の習い事として「スイミング」はおすすめです。

 

 

音楽で楽しく体を動かす「リトミック」

 

 

「リトミック」も生後6ヶ月くらいの赤ちゃんから参加することのできる習い事です。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、ごく簡単に言えば「音楽で楽しく体を動かして、心身を育むこと」がリトミックの目的です。元々はスイスの音楽家が創案した教育法です。

 

歌をうたったり、リズムに合わせて体を動かしたり、楽器を演奏したり、あるいは音楽鑑賞をしたりします。0歳から小学校入学前のお子さんまで、年齢に合わせたコースが用意されています。

 

リトミックによって培われる能力は、多岐にわたります。

 

音感やリズム感覚といった音楽的感性はもちろんのことながら、リズムを通じて「言葉」や「数」も学ぶことができます。また、グループレッスンではコミュニケーションや集団行動の仕方が身につきます。

 

リトミックと音楽教室は(リズム遊びや楽器演奏など)体験内容としてはよく似ています。しかし、その目的が異なります。

 

音楽教室では「ピアノが弾けるようになる」「歌がうまくなる」といったひとつのスキル習得を目指しているのに対し、リトミックでは「子どもの心身を音楽によって育むこと」に重点を置いています。

 

リトミックは音楽を使った知育活動である、と言い換えても良いでしょう。リトミック教室では、楽器の演奏や歌などの音楽的体験のほかに、パズル遊びや絵本の読み聞かせ、あるいは演劇、ダンスを取り入れているところもあります。

 

音感やリズム感だけでなく、協調性や自己肯定感、言語能力や数的能力など幅広くバランス良く、心身を育むところがリトミックの特徴です。活動内容は教室によっても大きく異なるため、まずは体験教室でお試ししてみるのが良いでしょう。

 

 

跳び箱や鉄棒ができるようになる「体操教室」

 

 

スイミングに続いて人気の高い習い事が「体操教室」です。体操教室ではストレッチやマット運動を始め、跳び箱、鉄棒、縄跳び、トランポリン、フラフープ、ボール遊びなど多種多様な運動を通じて、子どもの身体能力を高めます。

 

メリットとしては、体力がしっかりつくことと、運動神経を伸ばせることの2つが挙げられます。「跳び箱が飛べない」「逆上がりができない」といったお子さんの悩みを解決するのも、体操教室の役割のひとつです。

 

「今までできなかったことができるようになった!」という達成感が、体操教室では得られやすいです。

 

スポーツ選手を目指すのでなくても、幼児期のうちから身体能力を高めておくことは役に立ちます。

 

例えば「転んだ時に咄嗟に手がつける」「何かがぶつかりそうになった時にすぐによけられる」といったように、事故防止の観点からも運動神経を伸ばすことは有用であると言えます。

 

また、体操教室はグループでやるものなので、通っているうちに自然と協調性やコミュニケーション能力も身に付けることができるでしょう。

 

運動神経の発達は幼児期(とくに3~4歳)が最も促進されます。水泳や球技等の専門的スポーツは小学校に入ってからでも良いのですが、幼児期には初歩・基礎的運動トレーニングが必要であるとされます。

 

トレーニングといっても難しい話ではなく、要はできるだけ体を動かす体験をする。「体操教室」は幼児期における運動神経向上の一助となるでしょう。

 

この記事では「スイミング」「リトミック」「体操教室」の3つの習い事をご紹介いたしました。どの習い事も、楽しく体を動かすことのできるおすすめの習い事です。

 

最後に、三者の特徴をまとめましょう。

 

・スイミング「バランス良く筋肉を鍛え、体力と心肺能力を高める」

・リトミック「リズム感、音感、表現力、数的感覚、自己肯定感を音楽で育む」

・体操教室「反射神経、平衡感覚などの運動神経を伸ばす」

 

目的とするところや特色は変わるものの、どれも幼児期のお子さんの成長には役立つものです。習い事は嫌々通わせるのでは本末転倒となるため、ぜひ体験教室を通じてお子さんが「好き」と感じられる習い事を見つけてみてください。

 

以上、習い事選びのお役に立てましたら幸いです。

 

 

※1 Benesse教育研究開発センター(第1回 学校外教育活動に関する調査 2009)

http://berd.benesse.jp/shotouchutou/research/detail1.php?id=3264

 

【公開日】2017/07/27

【最終更新日】2017/07/27