子供用ランドセル

小学生から始めたい「思考力を伸ばす」習い事

小学生から始めたい「思考力を伸ばす」習い事

 

習い事にはさまざまな役割があります。心身を鍛え、人間関係を広げ、社会をより良く知るための取っ掛かりとなります。

 

小学生の習い事といえば、書道やピアノや水泳が定番です。習い事を選ぶ際には、何よりも「お子さんの好きなこと」を見つけてあげるのが大切です。この記事では少し珍しい(ですが現在では大変注目されている)思考力を伸ばすのに役立つ習い事を3つご紹介いたします。

「囲碁」学校教育にも取り入れられている頭脳ゲーム

 

 

囲碁はボードゲームのひとつで、将棋やオセロと並んで国民的に親しまれている遊びです。囲碁と聞くと「お年寄りの方の趣味では?」と思われるかもしれません。ですが(アニメ『ヒカルの碁』ブームもあり)囲碁はいまや子どもに大人気。

 

全国各所の碁会所では毎週「子ども囲碁教室」が開催されています。思考力養成にも繋がるとして、小・中学校での学校教育に囲碁が導入された事例もあります。

 

囲碁は老若男女まったく関係なしに、国境を越えて楽しめる競技です。面白いことに、大人の方が有利ということは決してありません。囲碁大会に足を運んでみると、まだ小学生くらいのお子さんが、盤面で大人を打ち負かしている姿をよく見かけるでしょう。頭脳戦で大人と対等に勝負をした経験は、子どもにとって大きな自信に繋がります。

 

囲碁で身につくのは「思考力」「集中力」「礼儀」の3つです。

 

囲碁では相手がどこに石を置くかを予測して、二手も三手も先を読まなければ勝てません。囲碁を学ぶうちに、結果をシミュレーションする思考力と、盤面全体から状況を判断する大局観が自然と養われます。

 

そして囲碁では、非常に高い「集中力」が求められます。椅子に座って1時間から2時間もの間ずっと碁盤の前で考え続ける、凄まじい集中力です。といっても、最初は10分くらいで対局が終わる9路盤から練習を始めますので、無理なく始められます。

 

何かひとつのことに集中して取り組む時間は貴重です。身につけた集中力は、囲碁だけでなく勉強やスポーツにも大いに役立つことでしょう。

 

最後に、囲碁の本質的な目的は「相手とのコミュニケーションを取ること」にあります。対局者たちは石と石で語り合い、相手の思考を読みます。言語を越えて対話する、囲碁には「手談」という別名があるほどです。

 

ですから、囲碁では「礼儀」が大切にされます。対局開始時には「お願いします」そして終了時には「ありがとうございました」の挨拶で必ず終わります。ときには自分が相手には適わないと判断をして「負けました」と投了宣言をしなければならない局面も訪れます。

 

習い事としてはどこか古臭い印象を持たれがちですが、囲碁は思考力・集中力・礼儀を身につけるうえで大変おすすめできる習い事です。

 

 

「プログラミング」高度情報化社会で最注目されているIT教育

 

 

現在では子供向けのプログラミング教室が、習い事として高い関心を集めています。パソコンやスマートフォンが生活に身近なものとなり、一人一台は通信機器を扱う時代。高度情報化社会においては、プログラミングの知識がとても役立つことでしょう。

 

プログラミングを習うことによって、身につく知識はさまざまあります。英語力・数学力・論理的思考・問題を解決する力・情報リテラシーなど。

 

基本的に、プログラミング言語は英語がベースとなっているため、自然と英単語が覚えられます。英文法は学べないのですが、プログラムに接していると英語に対する苦手意識がなくなります。英語を学ぶモチベーションもアップするものです。

 

そしてプログラムを動かす際に必要となる思考は、数学(算数)の問題を解くときの助けとなります。

 

小学生がプログラミングなんてできるのだろうか、とご不安かもしれませんが、子供向けのプログラミング教室では基礎の基礎から学べるので安心です。プログラミングを学べば学ぶほどに段々と難しいことができるようになる。ゲームでレベルアップするような達成感が、子どもにとっては良い経験となります。

 

「プログラムが自分の思った通りに動かない」といった問題に直面したときに、どこに原因があってどう処理したら前に進めるのか。多角的に物事を検討して、問題を突破する力がプログラミングを学ぶ過程で身につきます。

 

また、膨大な情報を取捨選択して、自分にとって必要な情報を手に入れる「情報リテラシー」の力も育まれることでしょう。

 

 

「絵画」観察力と創造力を育む

 

 

書道と比べるとマイナーであるものの、絵画教室は昔から人気の根強い習い事です。絵は才能もありますが、技術を学ぶことによって伸びる部分が多いのも事実です。自己表現の幅が広がれば、創作する楽しみも大きくなります。

 

自分の思っていたとおりの絵が描けた、という達成感はかけがえのないものです。

 

絵の本質は、物事をよく観察することにあります。デッサン画では空間を注意深く観察して、絵にすることが求められます。そして空想画では、自分の心のイメージをじっくりと眺めて、形にしていきます。

 

プロの芸術家を目指すのでなくとも、絵を描く喜びは気分転換や自己表現、負の感情の昇華に繋がり、日常生活をより豊かなものとしてくれます。

 

 

好きなことを見つけよう

 

 

習い事選びでは、お子さんの好きなことや興味関心が高いものを選ぶのが一番です。苦手なことを嫌々やっても仕方がありませんし、習い事だからこそ「楽しい」「面白い」と喜んでもらいたいものです。

 

今回ご紹介した3つの習い事は、どれもインドア系ですが特色は大きく異なります。囲碁は世代や国籍を問わず幅広い人たちとコミュニケーションが取れるゲームですので「友だちをたくさん作りたい」というお子さんにおすすめの習い事です。囲碁ができれば、年齢や国境を越えて仲間が増えていきます。

 

プログラミング教室は、テレビゲーム好きなお子さんにおすすめです。プログラム言語を習得すれば、自分だけのオリジナルのゲームが作れます。市販のゲームソフトで遊ぶのも楽しいですが、プログラミングでゲームを作る喜びはひとしおです。

 

絵画教室は、なによりも絵を描くのが大好きなお子さんにおすすめです。絵画とひとくちに言っても、油絵や水彩画から鉛筆画まで、さまざまです。芸術はときとして自分自身を救い、他者の心をも救います。趣味として絵を描くのであっても、自己表現の技法を学ぶことは、人生を歩むうえできっと役立つことでしょう。

 

習い事にはたくさんの種類があり、向き不向きはあります。まずは1日体験教室などに参加して、ぜひお子さんの好きなことを見つけてみてください。

 

【公開日】2017/08/06

【最終更新日】2017/08/06