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初めてでも大丈夫! 親子でプログラミングを学ぶ方法(プログラミング教育実践編)

初めてでも大丈夫! 親子でプログラミングを学ぶ方法(プログラミング教育実践編)

 

2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化される予定です。プログラミングに興味を持たれる方も増えてきました。

 

ですがプログラミングは初心者にとっては難しく、とっつきにくいもの。例えばJavaやC言語の入門書を読んでみても大変難解で「ほんとうに小学生がプログラミングなんてできるのだろうか」と首を傾げてしまいます。

 

そこでこの記事では、プログラミング未経験の方がお子さんと一緒に楽しくプログラミングを学ぶための方法についてご紹介をいたします。

 

コンピューターゲームやスマートフォンアプリを開発したり、ロボットや電子アイテムを作ったり、プログラミングができるようになると、趣味の幅が格段に広がります。

 

まずは楽しく遊んでみるつもりで、ぜひお子さんとご一緒にプログラミングのおもしろさを体験してみましょう。

 

初めての方におすすめのプログラミング参考書

 

 

書店に行けば驚かれるかもしれませんが、こんにちでは小学生向けのプログラミング参考書がたくさん出版されています。

 

まずはこれらの子ども向け教材で、パソコンやプログラミングの基本原理を学ぶのが良いでしょう。

 

ここではプログラミングを学ぶのにおすすめの書籍を2冊ご紹介いたします。

 

 

1.『ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング』リンダ・リウカス (著)鳥井 雪 (翻訳)

 

プログラミング思考を身につけられる知育絵本です。対象年齢は4歳からで、幼児から大人まで楽しく読むことができます。本は前半の物語パートと、後半の練習問題パートとに分かれています。

 

主人公ルビィとかわいい仲間たちの宝石探しの冒険にワクワクしながらプログラミングの本質的な考えを知り、練習問題ではパズルゲームを遊ぶような形で学習を進められます。この練習問題は、パソコンなしで取り組めます。

 

この本を読んだあと、私たちはふだんの日常生活のなかでもプログラミング思考を活かせるようになるでしょう。例えば、今日着ていく服装を決めるとき、料理や後片付けをするとき、そのプロセスを頭のなかでロジカルに組み立てられるようになります。

 

あるいは何か大きな問題に直面したとき、それにどのように対処すれば良いのかをプログラミング思考がきっと教えてくれるようになります。

 

 

2.『図解 プログラミング教育がよくわかる本 (健康ライブラリー)』石戸 奈々子 (監修)

 

本書は「そもそもプログラミング教育ってなんなの?」という疑問に丁寧に答えてくれる本です。

 

例えば、「子どもにプログラミングを教えることでどのようなメリットがあるのか」「具体的にどのように教育すれば良いのか」「実際に小学校ではどんな教材が使われているのか」といった疑問に対して、本書はひとつひとつ解説しています。

 

2020年のプログラミング教育必修化を前に、不安なことはたくさんあると思います。プログラミング教育の意義と内容について詳しく知りたい方におすすめの一冊です。

 

 

プログラミングのおもしろさを五感で体感してみよう!

 

子どもにプログラミングの楽しさを伝えるには、まずプログラミングを使うことで何ができるのかを「五感をとおして」体験してもらうのが一番です。

 

ロボット製作ができるおもちゃなど、子ども向けの体験型プログラミング教材は多数販売されています。

 

この記事では株式会社アーテックから販売されている「プログラミング メロディライト」を例に、プログラミングでどのようなことができるのかを見ていきましょう。

 

 

メロディライトは小学生から始められるプログラミング教材で、光・温度・音のセンサーがついたマイコン基板がセットになっています。実際に小学校の教材としても使われています。

 

基板と聞くと半田付けが大変だった思い出をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。このセットについては基板があらかじめ組立済みですので、とくに難しい工作は必要ありません。

 

台座にカッターナイフで切れ込みを入れ、両面テープで基板に電池ボックスを貼り付け、あとは台座にはめ込むだけで完成です。

 

 

アーテックホームページからプログラミングのためのソフトをダウンロードすることができ、それを使って基板の動作を制御していきます。

 

学習のためのワークシートやサンプルプログラムも配布されていますので、単に遊ぶだけでなく学習を深めるのにも役立ちます。

 

 

フローチャートで視覚的にプログラミングができるため、プログラミング初心者の方はもちろん、小学生のお子さんであっても簡単に取り組めます。PDFのワークシートの課題をひとつずつクリアしていくことで、より高度なプログラミングに挑戦できるステップアップ方式の教材です。

 

また、より高度な制御ができるBASIC型言語モードも用意されています。こちらはIF構文の使い方など、より実践的な形でプログラミングが学べます。

 

メロディライトは「光・音・温度」の3つのセンサーで、LEDライトとブザーを自在に制御できます。アイデア次第でさまざまな電子工作が可能です。

 

たとえば「室温の上昇でメロディを鳴らす」といった簡易的な熱中症注意ブザーのようなものも作れますし、「手を叩くとその音に反応してLEDが点灯する」といったシステムも実装できます。

 

ここでは試しに「部屋の電気を消すとLEDがカラフルに点滅しながらハッピーバースデーを演奏する」というプログラミング工作に挑戦しました。

 

 

写真では伝わりにくいかもしれませんが、部屋の消灯を合図にLEDが点滅し、ハッピーバースデーのメロディを奏でてくれます。

 

タイマーも内蔵されていますから、三分時計やキッチンタイマーのようなものも作れます。もし難しいようでしたら、配布されているサンプルプログラムを改良していく形で進めていくと、学習しやすくなります。

 

みなさんもぜひ、いろいろなアイデアをプログラミング工作で試してみましょう。

 

 

プログラミングは失敗しても何度でもやり直せる!

 

 

最初に思いついたコードでプログラムが思い通りに動作することは、なかなかありません。たいていは思っていたのと違う挙動になります。

 

しかしプログラミングの良いところは、失敗しても、何度でもやり直せるところです。

 

どこが間違っていたのか検証し、試行錯誤しながらもトライ&エラーを繰り返す。そうやって最後に自分の思い通りのプログラミングが書けたときの喜びは、かけがえのないものです。

 

子どもにプログラミングを教える意義は、論理的思考力の養成や推論能力の向上など、さまざまあることでしょう。しかしながらもっとも大きなメリットは、プログラミングで「失敗を味方にする方法」を知ることだと感じます。

 

失敗してしまうこと、間違ってしまうことは決して悪くなく、それはむしろ成功への道しるべとなります。

 

発明王のトーマス・エジソンはこのように言ったそうです。

「私は失敗などしていない。ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけたのだ」と。

 

さすがに1万通りとまでは行きませんが、プログラミングにも似たようなところがあります。

 

勉強でもスポーツでも、うまくいかないのを決して恐れてはいけません。どこを間違えたかを見つけるのも素晴らしい発見であり、悪いところは改善していけば大丈夫です。

 

このような前向きな考え方をプログラミング教育で子どもたちに伝えられるとすれば、きっとそれはすてきなことだと思います。

 

小学生のプログラミング教育必修化には、もちろん賛否両論があります。しかしせっかくやるのであれば、ぜひプログラミングを子どもと一緒にめいっぱい楽しみたいものですね。

 

参考サイト

 

・『ルビィのぼうけん』特設サイト – 翔泳社

http://www.shoeisha.co.jp/book/rubynobouken/

 

・株式会社アーテック(http://www.artec-kk.co.jp/

 

【公開日】2017/08/21

【最終更新日】2017/08/21