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紙コップ・ウッドキューブでできる「万年カレンダー」の作り方(子ども工作コラム)

紙コップ・ウッドキューブでできる「万年カレンダー」の作り方(子ども工作コラム)

 

日付と曜日の概念は子どもにとっては案外難しいもので、幼稚園の年長さんでも「今日は何月何日で何曜日ですか?」という質問に答えられるお子さんはそんなに多くはありません。

 

ですが日付と曜日については小学校でも授業で習いますから、入学前にマスターさせなきゃと焦らなくても大丈夫です。

 

日付・曜日の見方について、子どもの理解を深めるためにおすすめなのが「万年カレンダー」の工作です。万年カレンダーを作ってみると、一ヶ月のなかで日付や曜日が循環していく様子を体感的に知ることができます。

 

そこでこの記事では紙コップやウッドキューブでできる万年カレンダーの作り方をご紹介いたします。保育園や小学校の工作課題のアイデアとしてもぜひご活用ください。

 

紙コップで回転式万年カレンダーを作ろう!

 

 

まずは紙コップを使って簡単にできる万年カレンダーを作っていきます。工作にあたって準備する材料は次のとおりです。

 

(準備する材料)

 

・紙コップ(3個)

・黒マジック、カラーペン

・ハサミ、カッターナイフ

 

カッターナイフを使う場合は取り扱いに注意し、危険を伴う箇所は保護者の方がおこなうようにしましょう。

 

 

手順1 日付の表示部分をつくる

 

 

最初に万年カレンダーの根幹となる「日付」を表示する窓をつくっていきます。

 

写真のように紙コップの片方に「0~9」の10個の数字を等間隔に書き込みます。ここでは黒マジックを使っていますが、色分けしてカラフルにするのも良いかもしれません。

 

もう片方の紙コップには、四隅をはさみで切り取り、4つの小窓をつくります。

 

 

空いた3つの小窓の左側に、それぞれ1・2・3と数字を書き込みます。

 

つくった紙コップ同士を重ねると写真のようになります。

 

下側の紙コップに書かれた0から9までの数字、そして上側の紙コップには1~3の数字。そう、紙コップを回転させることにより、1日から31日まで、すべての日付を表示できるようになりました。

 

非常にシンプルな仕組みですが、ともあれ万年カレンダーの日付表示はこれで完成です。

 

 

手順2 曜日の表示部分をつくる

 

 

 

最後に曜日の表示部分をつくっていきます。3個目の紙コップをハサミで横に切り取り、上半分に曜日を書き込みます。

 

紙コップの円周を七等分する位置に、目分量で構わないので適度に間隔を開けて曜日を並べていきましょう。

 

曜日の漢字は小学1年生で習いますが、まだ習っていない場合は子どもに漢字を理解してもらうのが難しいかもしれません。

 

そこで工夫として、例えば日曜日のうえに太陽、月曜日のうえに三日月、火曜日のうえに炎のイラストを描くなどすると、曜日を覚えやすくなります。フリガナを振るというのも一案ですね。

 

 

紙コップカレンダーの完成

 

 

 

日時を見やすくするための目印を書き込んで、それぞれ3つの紙コップを重ねたら万年カレンダーの完成です。

 

下の紙コップを左に回せば日付が進み、上の紙コップを回せば曜日が進みます。「29日→30日」のように日付の十の桁が変わるときは、紙コップ全体を左に回転させて小窓の数字を進めます。

 

30分弱でできるお手軽工作ですが、工夫次第で実用性も高く、かつオシャレなカレンダーができると思います。

 

このカレンダーではくるくると回すことで日付を進めますので、日付の数字や曜日が循環していく感覚が掴みやすいです。工作を通してカレンダーの理解を深めるのはもちろんながら「数がどういうふうに増えていくか」という数的感覚も身につけられます。

 

 

ウッドキューブでつくる本格的な万年カレンダー

 

 

別の工作事例として、ウッドキューブで万年カレンダーを作る方法をご紹介いたします。見た目も本格的ですので、夏休みの自由工作課題にもおすすめです。

 

 

準備する材料は次のとおりです。

 

・ウッドキューブ、工作用の木片

・アクリル絵の具、筆

・木工用ボンド

・紙やすり

・工作用ニス

 

さて、肝心のウッドキューブをどのようにして手に入れるかが問題ですが、じつは百円ショップで買うことができます。写真のウッドキューブおよび木片は、DAISOにて「万年カレンダー工作セット」として100円で売られていました。

 

絵の具や筆についても、100円ショップで材料が手に入ります。

 

工作用ニスは仕上げの工程で使いますが、目や口に入ると危ないですので、小学生未満のお子さんの場合は保護者の方が塗るようにしましょう。

 

 

手順1 ウッドキューブを乗せる台を組み立てる

 

 

木片を組み合わせて、写真のようにウッドキューブが斜めに乗る台をつくります。木片同士は木工用ボンドで接着します。

 

色塗りにはアクリル絵の具や水性マーカーを使うと良いでしょう。

 

 

手順2 ウッドキューブに月・日付・曜日を記入する

 

 

あとはウッドキューブのそれぞれの面に「月・日付・曜日」を記入すれば万年カレンダーの完成です。

 

写真では黒マジックで文字を書き込んだため、少しインクが滲んでしまっています。きれいに仕上げるのであれば絵の具を塗ったあと完全に乾かし、厚塗りするようにして上から絵の具で数字を描いていくと良いでしょう。

 

また、専用の転写シールを使って数字をウッドキューブに転写するという方法もあります。

 

 

見出し:(補足)ウッドキューブ万年カレンダー作り方のポイント

 

ウッドキューブで万年カレンダーをつくる場合、考えなければいけないのは数字の並べ方です。

 

キューブは正六面体であるため、ひとつに対して6つまでしか数字を書き込めません。日付ではキューブを2個使いますから、6×2=12通りの数字を書き込むこととなります。

 

しかしながら、カレンダーでは1日~31日までの31通りの数字を表示させる必要がありますから、数字の配置方法について少し頭を使います。

 

まず、「1日~10日」までを表現するためには、双方のキューブに「0」の面が含まれる必要があります。

 

次に「11日」と「22日」の数字が連続する日付を示すためには、双方のキューブに「1」および「2」の面が含まれる必要があります。

 

0・1・2をふたつのキューブに書き入れるのは必然として、残った3~9までの数字をそれぞれのキューブに割り振ります。具体的には下記のとおりです。

 

・キューブA(0・1・2・3・4・5)

・キューブB(0・1・2・6・7・8)

 

そう、お気づきのように、キューブ2個では面が足りずに数がひとつ足りなくなります。それが数字の「9」です。ではどうするのかと言いますと、じつは「9」は不足したままで大丈夫なのです。

 

なぜなら、「6」を上下逆にひっくり返すことによって「9」になるからです。

 

まるで一休さんのとんちのようですが、万年カレンダーを作っていてこれはなるほどと唸った部分です。

 

なお、月(1~12月)および曜日についてもキューブの面が不足してしまいます。これについてはキューブを2個用意するか、あるいは写真の例のように上下で分割して、ひとつの面にふたつ(写真では7月と8月)を書き込むことで解決できます。

 

 

見出し:工作を通じて子どもに日付と曜日を教えてみよう!

 

以上、ここでは紙コップやウッドキューブを使って万年カレンダーを作る方法をご紹介いたしました。

 

知育学習の一環として工作をするのであれば、万年カレンダーでなくとも、ふつうのカレンダーでも構いません。実際に数字を書き込んでカレンダーつくりを体験することで、子どもにとっても日付や曜日はぐっと身近なものとなります。

 

お子さんがカレンダーに興味を持ち始めたら、ぜひ親子で手作りカレンダーの工作にチャレンジされてみてください。

 

【公開日】2017/08/29

【最終更新日】2017/08/29